こんばんは。日景健貴です。少し昔の話をします。
6年ほど前に趣味でブログを始めました。タイトルは「スイフーエディタ」で、ジャンルは音楽です。新譜のレビューやライブの感想などをまとめて満足していました。
数年が経ち、ブログのタイトルを変えました。「K.H.エディタ」の誕生です。
ジャンルは音楽のままでしたが、ダイエットの方法をまとめたり、プログラミングで作った謎のアプリ・サービスを公開したりしていました。
記事の方向性が定まらず、統一感もなかったので、もしタイトルを再考するとしたら、「けんちゃんのおかしな発明ブログ」がよかったかもしれません。
さらに月日が経ち、いつの間にか音楽クリエイターになり、ブログを告知のために使うようになりました。タイトルも「K.H.Editor」に変わり、スタイリッシュになりました。とてもスタイリッシュですね!
ただ、記事の内容がイベントやメディアへの出演情報やオリジナルCDのリリースの発表などに限定されているので、少し事務的になっているような気がします。
「けんちゃんのおかしな発明ブログ」時代にご覧くださった方やコメントをくれた方、具体的には、「デフォルメされたキャラクターたちが吹き出しで喋っているのがかわいい!」「好き!」「天才!」「時代の寵児!」と言ってくれた方たちのことを思い出すと懐かしい気持ちになります。(やや脚色されています)
そこで、今後は当時のようにたわいもない話を書き散らして、再びみなさんがアクセスしやすく、親しみやすいブログにしていきたいと思います。
それでは、昔の話を語ったところで、久々に音楽の話題を記事にしていきます。
プレイリストを作ってシェアしてみた
みなさんは音楽配信サービスのサブスクを利用していますか?
自分は、SpotifyやYouTube Musicなどを利用し、さまざまな楽曲を聞いています。
そして、音楽配信サービスでは、気に入った楽曲をリストにまとめることができるので、自分で決めたテーマに沿ってプレイリストを作成するのも楽しみの一つです。
今回は、冒頭にあげた「昔の話」から着想し、テーマを「ノスタルジア」として、プレイリストを作ってみました。
ノスタルジアは、遠く離れた物事や過ぎ去った物事を懐かしみ、恋しくなる気持ちのことです。自分で作るオリジナル曲も、過去に思い馳せたものが多いので、ノスタルジアに浸れる楽曲は大好きです。
ただ、「子どもの頃に家族がよく聴いていたから」「青春時代にテープが擦り切れるまで聴いたから」という理由で懐かしさを感じるだけでは少し物足りないので、選曲に制約をつけています。
■プレイリスト名「ノスタルジア:令和」
- 令和(2019年5月1日以降)にリリースされた楽曲
- 曲数は10曲
- 同じアーティストは1人まで
- 歌詞やメロディ、楽器の音色や質感などから懐かしさを感じる
以上の条件でセレクトしました。
※自分の好みによる偏りはありますので、あらかじめご了承くださいね。
プレイリスト「ノスタルジア:令和」
プレイリストはSpotifyで作成しました。
ぜひこちらからお聴きください!
https://open.spotify.com/playlist/1eZT2jC1XwYYHJWzPUBHfT?si=d2dc98ff420e4283
- 都落ち / ヨルシカ (2023.4.5)
- 2022 / 秦 基博 (2023.3.22)
- LADY / 米津玄師 (2023.3.21)
- Ordinary days / milet (2021.7.14)
- 朝顔 / 折坂悠太 (2021.3.10)
- アルデバラン / AI (2022.2.23)
- Letter / SHE’S (2019.10.21)
- 旅路 / 藤井風 (2021.3.1)
- 裸の心 / あいみょん (2020.5.1)
- 燦燦 / 三浦大知 (2022.4.11)
このプレイリストでは、2019年から現在までの楽曲が遠い過去と繋がる瞬間を楽しむことができます。ローファイなサウンドだからそう感じるのかと思いきや、澄んだピアノと歌でも同様の現象が起きるので、やはり歌詞やスケール、楽器の音色、ミックスやマスタリングの質感など、複合的な理由で懐かしさを感じているのでしょう。
また、思い出に浸ると同時に現在の音楽シーンに触れることができます。新しいアーティストや楽曲を発見するきっかけにもなるかもしれません。
ちなみに自分のオリジナル曲では、『Caramel』が、歌詞通り「懐かしさに浸る」ことができると思います。
SNSやストリーミング配信の普及に伴い、注目を集めるために歌から始まるものが多くなりましたが、プレイリストの楽曲たちはたっぷりとイントロを味わえます。
(もちろん、イントロがカットされているから悪いという話ではなく、その時代のトレンドが反映されているのも音楽の魅力です。)
あ、『都落ち』はサビからでした…… ボーカルに深いディレイがかかっているのがエモいですね。途中で、咳払いを音楽的に取り入れているのも面白いと思います。(早口でごまかす)
ぜひ、プレイリストを聴いて、ノスタルジアと新しい発見を楽しんでください。
配信限定アルバムのCD化にあわせて、ネットショップ「HIMOROGI STORE」をオープンしました。日景健貴 1stアルバム『美的情操』と2ndアルバム『Localize』を販売中です。