明日、9月24日(水)に日景健貴の4thアルバム『夢解(ゆめとき)』を配信リリースします!
普段ご利用のストリーミングサービスで、ぜひお聴きください!
今回の記事では、収録楽曲の歌詞を一足先に公開します。
※6曲目の『覇者』はインストゥルメンタルのため、歌詞はありません。
『夢解』全曲試聴トレーラー
①『槐夢(かいむ)』歌詞
『槐夢』
作詞作曲:日景健貴
昔の日記を捨てるのは思い切りがいい
「どうせいつかなくなるのなら、」
続きの綴りで道が決まる
霧がかかった記憶
忘れたことこそ答えだと思い込んでいる
夢でも迷いがちな自分に区別はつかない
夢ならゆめに近づくけれど
求めすぎると遠ざかる
掴んでもこぼれ落ちる儚さ
昔の面影も信じていた憧れも
少しずつ薄れていき いずれは皆無
夢でもゆめみがちな自分が見つけた答え
夢から覚めて もう一度眠る
最後までさめないゆめにする
②『クライヒザシ』歌詞
『クライヒザシ』
作詞作曲:日景健貴
30時ってつまり何時だっけ
一周回って目が冴えて寝付けないな
焦るほどに寝付けないな
140字のポストばかり見て
タイパって言葉が
空虚なものに思えて仕方がないな
昼夜逆転していることを
いまさら危機と感じても
ずっと抜けないカフェインが出す 次の一手
いまだ寝ずに いまだ寝ずに
身体にとっての悪手を打つ
30字の帯につられて 読まずに積まれた
家庭の医学書 これぞまさに本末転倒
いまだ寝ずに いまだ寝ずに
重いまぶたの点滅に合わせ
時差ボケしたような生活リズムを刻んで
次に打つ泣きの一手は
いまだ寝ずに いまだ寝ずに
身体にとっての悪手を打つ
③『隔世(かくせい)』歌詞
『隔世』
作詞作曲:日景健貴
夜更けが近づいても
画面の日が落ちないことに
隔世の感を覚えた
普通から遠ざかっても
何も得られなかったのは
次に繋げるためかもしれない
そう信じたい
ゆめはもう諦めた?
やり直す よりも 新しく続ける
苦痛から遠ざかっても
心の火が消えないことに
覚醒の予感を覚えた
まだ終われない
見せかけの明日をまた
繰り返す よりも 新しく迎える
窓の向こうの淡い期待の色
迷わないように近くにあり続ける
そう信じたい
光は差し 雲に紛れ また現れる
無意識を紐解いていくように鮮明になる
④『アジサイ』歌詞
『アジサイ』
作詞作曲:日景健貴
柔らかな光だけでは 豊かな大地だけでは
大きく育たないから雨が降るのだろう
鮮やかな花びらだけでは 真っ直ぐな茎だけでは
支えきれないから根があるのだろう
あたり前のことを繰り返しながら
かけがえのないことに気づいていく
雨上がりに綺麗な虹がかかり
アジサイの花が空に並ぶ
季節をつなぐ架け橋を渡るように
静かに風が流れる
緑のキャンバスだけでは 青時雨の筆だけでは
描ききれないから仲間が要るのだろう
時の流れを慈しむ ドライブーケ
列車の窓から見る景色は巡る
波打つように生き生き咲き誇る
アジサイの花が線路を彩る
雨上がりに綺麗な虹がかかり
アジサイの花が空に並ぶ
季節をつなぐ架け橋を渡るように
静かに風が流れる
⑤『Cheerful Mother』歌詞
『Cheerful Mother』
作詞作曲:日景健貴
聞き慣れた声 増え続ける顔なじみ
まるでカラフルな花壇
流行りのカラーを足した 今風のマダム
「まだまだこれからだぞ!」ハングリー精神
思いを込めた中身とラベル
願いは世界一周トラベル
いつも感動を忘れずに
支え合ってアンベリール
陽気なステップで 日常にユーモアを加算
元気をくれる みんなのチアフルマザー
思いや最高のメニューのバトンを受け継いでいく
前向きでパワフルな脳から溢れるアイディア
いつも感動を忘れずに
ラジオのスイッチを入れて
陽気なソングと
陽気なステップで 安心とユーモアを乗算
元気をくれる みんなのチアフルメロディ
陽気なステップで 日常にユーモアを加算
元気をくれる みんなのチアフルマザー
⑦『みなわ』歌詞
『みなわ』
作詞作曲:日景健貴
せめて「幻」から「ゆめ」くらいにはしたい
だけど今やるべきことが手につかない
そして抜け殻 誇りをなくした
しかも古傷が妙に痛い
惰性で メール 消している
炭酸 抜けるまで振っている
泡を食う前に 年を食う前に
胸に巣食うものに 一泡吹かせよう
自分を救うために 我を忘れている?
足掻けば足掻くほど裏目に出るね
せめて 「大嫌い」から「嫌い」くらいにはしたい
そして いつかは信頼される人になりたい
褒められて嫌なことなんてない
採算 取れるまでお願い
愛想が尽きる前に 命運が尽きる前に
最善を尽くすように 心に誓おう
水泡になる前に 皆 輪になろうよ
回れば回るほど混ざり合っていく
迷子になる前に 最後になる前に
後悔をしないように 一汗かこう
大切にしすぎて もう動けなくなっている?
止まれば止まるほど割れていくのに
変われば変わるほど満たされるのに
⑧『夕星(ゆうづつ)』歌詞
『夕星』
作詞作曲:日景健貴
必要なものだと信じたいけれど
いらないものだけが増えて 積み上がっている
願いが叶わないときほど 輝いて見える
思いが届かないときほど 自分の心が見える
一瞬光った希望が胸を締めつける
行く先を見失っている
必要なものなら消えないだろう
いらないものすらも愛おしくなっている
教科書に載っていたこと まだ覚えている?
今の自分が求めることとかけ離れている
少年の絵画と後ろ姿で決めつける
無神経さが嫌になっていたけれど
静寂に溶けゆく薄明の中から見つける
素直さが少し好きになっている
自分を重ねた夕影草
次のかわたれ時に備えている
夕星も通う天路
いつまで仰ぎ見て待つだろうか
⑨『ヒトネ』歌詞
『ヒトネ』
作詞作曲:日景健貴
移りゆく景色を見て「変わらないな」と言ったから
「あなたこそ変わらない人ね」と伝えて笑った
少し背伸びして聴いたクラシックの名曲
今も流れるのは何気ない日々の音
暖かい朝日が窓から差し込んでいる
柔らかい声で目覚めたら今日も素敵な日になる
より強く結びつき 支え合う人生
振り返ると愛おしくなる
心を許すまでの時間さえも
温かい手のひらを重ね 願っている
柔らかい声で今日も素敵な思い出を話して
暖かい朝日が窓から差し込んでいる
柔らかい声で目覚めたら今日も素敵な日になる
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